「メバルの立ち泳ぎ」など、メバルが水面を見上げるようにしているのはダイバーでなくても割と有名な話だ。
水面から落ちて来る餌を待ちかまえる為、という説が多いようだが、実際に急に上に泳いで食べる様なしぐさをすることもあり
下を見るより、上の明るい方を向いた方が小さなエビ的な物は見やすいこともあり、正しそうだ。
あまりにも鰭を動かさず、無理なく上を向いていられる様子を見ると、必然的に上を向いてしまうという構造になってしまったのだろう。
ダイバーもが自分の心地よい向きでいられるように無意識で器材のバランスを調整しているのと似ているのかも。
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撮影地:伊豆半島(赤沢)/水深10m/5月