巻貝の殻の中などに卵を産みつける習性のあるニジギンポですが、空き部屋なら何でも利用するようです。ビンやパイプ、空き缶も利用します。映像の空き缶は海に捨てられたゴミではなく、ニジギンポが産卵するであろうとスイートルームとして仕掛けたものです。 大きなほうがオスですが、メスのほうが積極的です。繁殖期の後半はメスのほうが積極的に求愛するという例が多く見られ、次から次へとお腹の大きなメスが訪れます。卵を守るオスにしてみれば「もうちょっと勘弁してくれ」という状態だったようですが、押し切られました。