タキゲンロクダイ幼魚
瀧元禄鯛
Highfin coralfish
Coradion altivelis
撮影地:静岡県伊東市
  

タキゲンロクダイの子供の背中には丸い模様があります。このような丸い模様は「眼状紋」と呼ばれ、捕食者に顔の位置を勘違いさせたり、大きな魚だと思わせたりする効果があるようです。大きな目玉模様を見た捕食者は、大きな魚だと錯覚して襲うのを諦めたり、。例え噛みついても急所の顔ではない場所に噛みつくことになります。進んで止まってを細かく繰り返す泳ぎも捕食者に襲われにくくするための戦略なのかもしれません。 成長して泳ぐ力がつくと、目状紋は消えてなくなります。