突然砂から出てしまった二枚貝が、あわてて砂の中に戻ろうとします。舌の様に見えるのは部位的
には足と呼ばれる部分です。バカガイの場合は、この足がバカみたいにベロを出している様だから
バカガイという名前なのだそうです（それでは売れないのでアオヤギと呼んだというとか、諸説あり）
やはり昔の人にも舌に見えるのですね。 その「足」は柔軟に形を変えることができ、砂の中に差し
込むとイカリのように変形して固定し、グッと立ち上がります。縦に潜る時も恐らくは足での固定を繰
り返していると思われます。 ちなみに二枚貝は足のある方が前、開く方が腹、蝶番側が背、足でな
い方（水管があるほう）が後ろになります。なので２枚の貝は「上下」ではなく右、左と区別されます。
サムネイル写真の状態ですと右を上にしています。
＊映像の貝の種は不明です