モクと呼ばれるホンダワラ科の海藻は、枝に気泡があり、浮力があるので海中でも陸の樹木のよう に立ち上がります。4月には1mにも満たない高さでも7月には3mを超えて海面に到達します。成長 して胞子を放出すると岩から剥がれて仮面に浮き、稚魚や稚ガニなどの隠れ家になりながら漂流し、 やがてなくなります。