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ヤマトウミヒルモ
大和海蛭藻
Halophila nipponica
撮影地:静岡県沼津市 水深7m 4月、7月
  
海の植物は「海藻」でくくられがちですが、海藻は陸上の植物とはかなり違う営みがあり、同一ではありません。一般的な陸上の植物のように、雄しべと雌しべがあり、受粉して種ができ、発芽して…という手順をの植物は海中にはとても少なく、海藻と区別して「海草」と表記して「うみくさ」と呼びます。 近年、減少が問題になっているアマモは海草です。アマモのように葉が長くなく、地を這うように生息するウミヒルモも海草です。両方とも、地味ですが花が咲き、受粉して実がなります。 撮影した大瀬崎ではウミヒルモが群生している認識はありませんでしたが、2024年は沢山生えていました。秋になる頃に減少していましたが、何が原因で増減しているのかのヒントまでには至りませんでした・ ウミヒルモの種類の違いはたいへん微妙でよくわからないのですが、とりあえずヤマトウミヒルモとしています。
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