カニのメガロパ幼生がフグを乗りこなす メガロパ幼生(ショウジンガニ?) megalopa(甲殻類の幼生期の第三段階 撮影地:静岡県伊東市赤沢 水深3m 4月末 |
メガロパはふ化したカニが親と同じ姿になるまでの段階のひとつです。いわゆる「カニのフンドシ」の
部分がまだ出ていて、エビに近い姿をしているのですが、その分泳ぐのが得意です。 このショウジン
ガニと思われるメガロパは、泳いでいてたまたまフグのキタマクラに乗ってしまったのか、それとも移
動がしたいので、あえてキタマクラに乗ったのかわかりませんが、フグが激しく泳いでも落ちませんで
した。まるでロデオをするカウボーイの様です。一方、フグの方は目の前にメガロパがかじりついてい
るにもかかわらず、あまり気にしている様には見えません。「そのうち降りるだろ」くらいなのでしょうか。