ウデナガクモヒトデ 腕長蜘蛛人手 Macrophiothrix longipeda 撮影地:静岡県伊東市 水深5m |
ヒトデやクモヒトデは、5億年前の三葉虫やアノマロカリスが海を泳いでいたことから存在する生物です。
クモヒトデのほとんどの仲間は深海に生息しますが、ほんの数mの浅瀬でも出会うことができます。
ヒトデは管足という小さな柔らかい足を使って移動しますが、クモヒトデは腕を大きく使って移動するのが
特徴です。この動きが不気味さを感じる原因でしょう。 名前にはヒトデと付きますが、クモヒトデはヒトデ
の身内ではありません。 ウデナガクモヒトデは腕が長いのが特徴で、1本の腕は20pを超えることも
あります。普段は、水深数mほどの浅瀬の岩の下に潜んでいますので、頻繁に目にする生物ではあり
ません。