ヒョウモンダコ |
豹紋蛸 Blue-lined octopus Hapalochlaena fasciata 撮影地:静岡県伊東市 |
フグ毒を持つ有毒のヒョウモンダコは、海水温の温暖化に伴い生息域が北上していると言われますが、伊豆半島では20年以上昔から見られており珍しい生物ではありません。 ヒョウモンダコの唾液にはテトロドトキシン(フグ毒)が含まれており咬まれると危険とされていますが、筋肉にもテトロドトキシンが含まれるので食べるのも大変危険です。死亡例があるとされますが咬まれたことによるものか、食べたことによるものかなど詳細は不明です。 鮮やかな青い豹紋は危険を感じると浮かび上がるので、通常の状態では毒々しいタコではなく、意外と普通のタコに見えます。