アンドンクラゲ |
行灯水母 Carybdea brevipedalia 撮影地:静岡県伊東市 水深0.1m |
水面付近を泳ぐアンドンクラゲです。クラゲというと浮遊するイメージがありますが、アンドンクラゲは
よく泳ぎます。 触手には毒のある刺胞があり、人が刺されると激痛があります。どれくらい腫れるか
は人によって様々なようです。
刺された場合は擦ったりせず、手袋やピンセット、ハンカチなどでそっと触手を取り除きます。洗い
流す場合は真水ではなく海水で優しく触手を洗い流します。タンパク質毒なので40度以上のお湯に
患部を漬けるか、お湯がない場合は袋に入れた氷水などを当てて冷やします。
酢はアンドンクラゲには有効とのことですが、その他のクラゲでは刺胞が活性化する場合があると
のことなので、刺されたクラゲの種が不明な場合は避けるべきです。 時間が経ってからアナフィラ
キーショックを起こす場合があるので、処置で安心せず要観察です。 海で泳ぐときはTシャツやラッ
シュガードなどを着て肌を露出を少なくすることがクラゲに限らず怪我をしないための有効な対処方
法です。