オオミナベトサカ Paraminabea sp. 撮影地:静岡県伊東市 水深25m |
赤いムーミンのニョロニョロが海底で集会しているのではなく、オオミナベトサカという動物です。
サンゴやイソギンチャク、クラゲと同じ刺胞動物で、ウミトサカと呼ばれるグループに含まれます。
根元は岩に固着して移動しません。流れがあると白いポリプを出して摂餌しています。ボリプが
本体に収納されると赤いニョロニョロになります。枝分かれはしたりしなかったり、手のひらの様
な枝分かれもあるようで個性豊かです。少し深めの急斜面に生息することが多く、ひっそりと集
会を開いているようにも見えます。