概要
製作中
分類
軟体動物門 > 頭足綱 > ツツイカ目 >
特徴・雑学
アオリイカは危険を感じると「墨」を吐き出して身を守ります。
タコも墨を吐きますが、タコの墨は海中に拡散する煙幕で、イカの墨は、一か所にまとまった「墨玉」になります。
捕食者はこの墨玉を一時的に獲物と誤認して襲いかかり、気付くまでの間にアオリイカはすばやく姿を消します。イカの墨は囮の役割をします。
この高度な防御行動は、単なる煙幕とは異なり、賢く「時間稼ぎ」をする工夫なのです。
イカ墨は古くから食用にも利用されており、イカ墨パスタなどの料理に使われることで知られています。
アオリイカの墨は香りと旨味が強く、料理の素材としても高く評価されています。
特に危険なことはありませんが、釣り上げたときにイカ墨を浴びた服は、洗っても綺麗になりません。