概要
製作中
分類
脊椎動物亜門 > 条鰭綱 > カサゴ目 > オニオコゼ科 > ダルマオコゼ属 > ダルマオコゼ
特徴・雑学
ダルマオコゼは浅い海の砂地や岩場に生息する魚で、丸みを帯びた体とゴツゴツした外見が特徴です。
海底にじっとしている姿は、まるで石や岩のかけらのようで、天敵や獲物から目立たないよう巧妙に擬態しています。
通常はほとんど動かず身を潜めていますが、夜になると活発に動き出し、小魚や甲殻類などを素早く捕食します。その動きのギャップに驚かされることもしばしばです。
食用として利用されることはほとんどありませんが、一部地域では唐揚げや味噌汁の具材として調理されることもあります。
身はやや水っぽいものの、しっかりとした旨味があり、骨から良い出汁が出るとされています。
ダルマオコゼの背鰭の棘には強い毒があり、刺されると激しい痛みと腫れを引き起こします。
ダイバーや釣り人が誤って触れて刺される事故も報告されており、観察時や取り扱いには十分な注意が必要です。