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概要
ガラモ場は、ホンダワラ類などの大型海藻が密に茂ってできる「海の森」です。 小魚や稚魚、甲殻類などが身を隠し、様々な生物が餌を探し、成長するための重要な“ゆりかご”として機能します。
分類・分布
オクロ植物門 > 褐藻綱 > ヒバマタ目 > ホンダワラ科 > ホンダワラ属
【分布・生息環境(暫定)】日本各地の沿岸の岩礁域に見られ、比較的浅い水深に形成されます。
特徴・雑学
ホンダワラ類の枝には「気泡」があり、その浮力によって、まるで陸上の木々のように生い茂ります。 海底から立ち上がる海藻の立体構造が、稚魚や小型生物の隠れ場所になり、海藻、または海藻に付着した珪藻類などが、様々な生物の食料となります。
春先から初夏にかけて、水面まで伸びた藻体が船のプロペラに絡むなど、かつては迷惑な存在と感じられることもありました。
ところが近年、海水温の上昇や植食(ウニ・アイゴ類など)による食害が重なって磯焼けが進行し、藻場の減少が各地で目立つようになると、漁獲対象生物の減少も顕著にみられるようになりました。
藻場が生態系や漁業を支える重要な環境であることが、改めて再認識されています。
対策としては、植食動物の除去、母藻の保護(カゴ・柵)、種苗の供給、造成礁や基盤整備、モニタリングなど、地域ごとに多様な取り組みが行われています。
食・利用
ホンダワラ科の海藻の中には、アカモクのように、近年あらためて健康食材として注目を集めている種があります。 これまで食用としての利用習慣がなかった地域においても、藻場の回復や環境保全を目的にアカモクの育成に取り組み、その収穫物を食材として活用・販売する動きが広がりつつあります。 こうした取り組みは、海の環境を守る活動と地域経済の活性化を両立させる試みでもあり、環境保全と食用をはじめとした有効活用が相互に結びつく形で進められています。
毒・危険性
毒性はありません。
海中林と呼ばれるカジメ、アラメの森