概要
製作中
分類
脊椎動物亜門 > 条鰭綱 > ナマズ目 > ゴンズイ科 > ゴンズイ属 > ゴンズイ
特徴・雑学
ゴンズイはナマズの仲間で、海の浅瀬や砂地で見られる小型の魚です。最もよく知られているのは、幼魚が球状の群れ「ゴンズイ玉」をつくって泳ぐ様子で、
その行動は水中でとても目を引きます。
映像のゴンズイは球状にならず、砂地にべたっと横たわっていました。中にはお腹をみせるように転がるゴンズイもおり、
寝ているように見えますが、実態はよくわかりません。
一方で背びれと胸びれには毒をもつ鋭い棘があり、刺されると強い痛みを伴うため注意が必要です。釣り人の間では「触ってはいけない魚」
として知られており、特に釣り初心者には要注意の存在です。
かつては「毒がある魚=食べられない」と誤解されがちでしたが、実は毒のあるのは棘だけで、身自体は白身で美味とされています。
特に瀬戸内海沿岸や九州の一部では、ゴンズイを味噌汁や唐揚げで食べる地域文化が残っています。