概要
製作中
分類
脊索動物門 > 条鰭綱 > スズキ目 > イサキ科 > イサキ属 > イサキ
特徴・雑学
イサキは日本各地の沿岸や岩礁域に群れで生息する魚で、体の側面にうっすらと走る3本の黄色い縦帯が特徴です。
成長とともにこの縦帯が薄れていき、大型の個体では見えにくくなることもあります。
昼間は岩陰や深場にいることが多く、夕方から夜にかけて活発に泳ぎ回りアミ類などのプランクトンや小魚を捕食します。
群れで行動するため、ダイビング時に一斉に泳ぐ姿はとても美しく、水中映像でも人気の被写体です。
食文化
イサキは身が柔らかく脂ものっているため、刺身や塩焼き、煮付けなどさまざまな料理に用いられています。
特に梅雨時(初夏)に旬を迎えることから「梅雨イサキ」と呼ばれ、この時期のものは脂がのって格別とされています。
九州地方や伊豆諸島などでは地元の鮮魚として親しまれており、昔から初夏の味覚として食卓を彩ってきました。