カイメンガニの詳細

Prismatopus longispinus

体に千切った海綿を付け、擬態してまわりに溶け込むカイメンガニの水中映像です。棲んでいる場所のカイメンを付けるので風景に溶け込みます。カイメンはカイメンガニの体に付いたままでも育ちます。脱皮すると全てリセットです。

概要

製作中

分類

節足動物門 > 軟甲綱 > 十脚目 > モガニ科 > カイメンガニ属 > カイメンガニ

特徴・雑学

カイメンガニは、周囲のカイメン(海綿動物)を自らちぎって体に貼り付けるという、驚くべき擬態行動をするカニです。 これにより、自分の姿を周囲の風景に完全に溶け込ませ、捕食者から身を守っています。

特に面白いのは、カイメンを「装飾」するだけでなく、そのカイメンがカニの体表に付いたまま生き続けるという点です。 つまり、カイメンとカニがある種の共生関係を築いているともいえます。

ただし、カニが脱皮をするとこれまでのカイメン装備は一度リセットされてしまい、新たなカイメンを再び集めて貼り付ける必要があります。 スパイ映画の変装マスクは、一度外すと使えないのと似ています。

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