クロホシイシモチの産卵行動の詳細

Ostorhinchus notatus

概要

製作中

分類

脊椎動物亜門 > 条鰭綱 > スズキ目 > テンジクダイ科 > スジイシモチ属 > クロホシイシモチ

特徴・雑学

クロホシイシモチは、浅い岩礁や防波堤のまわりなどでよく見られる小型の魚です。
最大の特徴は、オスによる「口内保育」です。繁殖期になるとペアになり、メスが産卵した卵をオスがすぐに口の中に咥えます。 オスは卵が孵化するまでの約1週間、食事をせずに守り続けます。
繁殖期のオスは、次から次へをメスの産む卵を咥えて守ります。自分が餓死しそうになると、卵を食べてしまうこともあるそうです。
この行動は魚類の中でもめずらしいものですが、慣れると産卵しそうなペアがわかるようになり、観察することもできます。 オスが口を少し開けて卵を換気する姿も容易に見ることができます。
クロホシイシモチは釣りや漁業の対象にはなっていませんが、地域にっては食材になっています。

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