マゴチの詳細

Platycephalus sp.

砂地に潜むマゴチの水中映像です。有名なマゴチですが、2021年にミナミマゴチに学名を取られてしまい、現在は正式な学名がありません。

概要

製作中

分類

脊椎動物亜門 > 条鰭綱 > カサゴ目 > コチ科 > コチ属 > マゴチ

特徴・雑学

マゴチは砂地に身を潜めて生活する、フラットフィッシュ(平たい魚)の代表格です。 体は扁平で、眼は上面に寄り、口は上方をとらえやすい構造になっており、海底から獲物を狙いやすい構造になっています。

体色は砂に紛れるように茶色や灰色がかっており、海底にピタリと身を伏せることで、敵にも獲物にも見つかりにくくなっています。

実は、かつて「Platycephalus indicus」とされていたこのマゴチですが、2021年に分類が見直され、 現在の日本沿岸の個体には明確な学名が付けられていない状態です(学術的には「sp.=種不明」と扱われます)。

釣りや料理でも人気があり、クセのない白身は刺身・天ぷら・煮付けなど多様に楽しめる魚です。砂地に潜む姿からは想像できないほど、味の評価は高いです。

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