概要
撮影地: 静岡県伊東市 水深12m 5月
- コーデック:H264-MPEG4AVC
- 解像度:1920x1080
- フレームレート:59.94
- 長さ:1分20秒
- サイズ:374MB
分類・分布
節足動物門 > 軟甲綱 > 十脚目 > セミエビ科 > ウチワエビ属 > オオバウチワエビ
相模湾以南
特徴・雑学
オオバウチワエビは沖合に面した海の、水深10メートルから300メートルまでの砂地に棲息するエビです。
頭胸骨はとても平坦で幅が広く、縁は大きな切れ込みが7歯~8歯あり、特に一番前は深く切れ込みます。眼の前縁も平坦で、縁は歯があり、まるで鎧を纏っているかのようです。
ウチワエビとよく似ていますが、ウチワエビの頭胸骨の縁の切れ込みは11本~12本で、小さく沢山の歯が並んでいます。
また、オオバウチワエビの頭胸骨の盛り上がった中心部には凹凸がありますが、ウチワエビにはありません。
食・利用
市場ではオオバウチワエビとウチワエビは区別されずに流通しているようですが、とぢらもイセエビにも引けを取らない濃厚な味のする美味しいエビとして定評があります。
漁獲量はごく少なく、鮮魚店で手に入れることは困難です。
長崎県、高知県、愛媛県など、九州や四国で地域の特産品として通信販売も行われています。
長崎県平戸市では、底引き網うちわえび漁で漁獲されたウチワエビを加工した、うちわ海老ラーメン、うちわ海老カレー、うちわえびせんべいなども存在します。