概要
製作中
分類
脊索動物門 > 尾索動物門 > 尾虫綱 > 尾虫目 > オタマボヤ科 > オイコプレウラ属 > オナガオタマボヤ
特徴・雑学
オナガオタマボヤは一生を浮遊生活で過ごすホヤの仲間です。UFOのような半透明の「ハウス」を自ら分泌し、その中で暮らしています。
このハウスはセルロースでできたテントの様な構造体で、フィルターの役割を果たす部分があり、尾を振ることで海水を吸い込み、
内部へとプランクトンなどの餌を運ぶ構造です。
ハウスは消耗すると捨てて作り直すを頻繁に繰り返すため、古くなったハウスが海中に漂う様子も観察されます。
内部の本体は細長く透明で極めて小さく、名前のとおり長い尾（尾索）を持っているのが特徴です。
炭素循環の面でも重要な役割を担っており、大量の有機物を効率よく沈降させることから、環境や水産など、様々な研究が進んでいます。