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概要
オニオコゼは、砂地や砂泥底で体を埋めるようにして擬態し、獲物が近づくのを待ち伏せする底生魚です。 通常は黒や褐色、また、それが混ざった様な色合いの個体が多い一方、まれに金色のに見える個体が捕獲されることがあり、「黄金のオニオコゼ」として話題になることがあります。
分類・分布
脊椎動物亜門 > 条鰭綱 > カサゴ目 > オニオコゼ科 > オニオコゼ属 > オニオコゼ
青森県~九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、青森県~九州南岸の太平洋沿岸、瀬戸内海。希に小笠原諸島でも見られる。
朝鮮半島西岸・南岸、南島岸、中国渤海南部・浙江省~江西省、台湾。
沿岸から水深200mまでの砂泥底。
特徴・雑学
伊豆半島東岸では砂地に居ることが多く、背中の棘がうっすら見えるような状態で埋まって隠れている姿をよく見かけます。
胸鰭の一部は、足のような形に変化しており、海底を歩くように進みます。
海底から離れて長距離を泳いでいる姿を見ることは無く、泳いだとしても海底すれすれの、ごく短距離です。
金色のオニオコゼは「黄変種」「黄色個体」などと呼ばれ、体の色素が変異して黄色味が強くなる個体とのことです。
稀に漁獲されるようですが、鮮魚としては流通せず「幸運を呼ぶ」「縁起が良い」魚として水族館で展示されることがあります。
金色のオニオコゼを、自然の状態で見ることはごく稀です。
食・利用
オニオコゼは大変美味な魚です。
春から夏にかけてが旬とされ、弾力のある白身は、刺身や吸い物、唐揚げなどにされます。
金色の個体は食用にされることは少ないと思われますが、水槽飼育用に生体販売されることはあるようです。
毒・危険性
背ビレには強力な毒腺があり、刺されると激しい痛みと著しい腫れを引き起こします。
この毒はタンパク質毒で、生きている個体はもちろん、死後であっても毒棘の効果は失われません。
そのため、釣りや、鮮魚として扱う際にも十分な注意が必要です。
万が一刺されてしまった場合は、応急処置として火傷をしない程度の熱いお湯に患部を浸すと痛みの軽減に有効とされますが、処置後は必ず医療機関で治療を受けてください。
通常のオニオコゼは黒や褐色が多い
縞模様に変異のあるカゴカキダイ