トラフナマコ

原因不明の激しい脱糞

Holothuria (Mertensiothuria) pervicax

トラフナマコの激しい脱糞
▶ YouTubeで見る(サンプル映像は制作中です)

本ページは現在、製作途中です

概要

海底でトラフナマコが激しく排泄する様子を記録した珍しい映像です。 ナマコは通常、砂や有機物を摂取しながらゆっくりと排泄しますが、本映像のように強く体をくねらせながら勢いよく排出する様子は、これ以外に観察したことはありません。

分類・分布

【分類】棘皮動物門 > ナマコ綱 > 楯手目 > クロナマコ科 > クロナマコ属 > トラフナマコ

特徴・雑学

ナマコは海底の堆積物を口から取り込み、有機物を消化した後に砂状の糞として排出します。 糞として出た砂は、様々な動植物の死骸などが除去された綺麗な砂です。 ナマコは、海底環境の浄化や物質循環に重要な役割を持つ生物とされています。

通常は、ゆっくりと海底を進みながら、口元の触手で堆積物を口に運ぶとともに、糞も出します。 一連の行動であり、排出の際に特別な動きをするものではありません。 映像のような激しい排泄は、他の観察例や資料が無いため、詳しい理由はわかりません。

食・利用

食用とされるナマコではありません。

毒・危険性

捕食されないように防衛するための毒である、サポニンの一種「ホロチュリン」を含むため、生食はできません。 ホロチュリンを摂取した場合は、胃粘膜などへの刺激による腹痛や下痢、吐き気や嘔吐を起こすとされています。
水槽による実験では、ナマコが損傷した後に、水槽内の魚類の鰓が壊死を起こし、呼吸困難で死亡したとあります。

ホロツリンを多く含む「ニセクロナマコ」

キュビエ器官を放出するトラフナマコ

参考資料

トップページへ戻る
お問い合わせはこちら