ウミスズメの詳細

Lactoria diaphana

独特な箱型の体をもつ小型のフグの仲間。サンゴ礁や岩場に多く見られる。皮膚表面から、毒素のパフトキシンを含んだ粘液を出す

概要

製作中

分類

脊椎動物亜門 > 条鰭綱 > フグ目 > ハコフグ科 > ウミスズメ属 > ウミスズメ

特徴・雑学

ウミスズメは、その名の通り「海に住むスズメ」のように可愛らしく泳ぐ魚です。
体は硬い骨板に覆われており、四角い箱のような形をしています。
このような形状の体は「ハコフグ型」とも呼ばれ、水の抵抗を抑えながら浮力を保つための構造です。

小さな胸ビレを使って器用に泳ぎ、岩場やサンゴ礁の周辺で見られることが多いです。
毒性はないとされますが、ハコフグ同様にパフトキシンなどの体表粘液毒があるとされているので、素手で触るのは注意が必要です。
体表から毒の粘液を出すので、他の魚と一緒の水槽での飼育はできません。

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