枯れたワカメの詳細

Undaria pinnatifida

概要

製作中

分類

褐藻植物門 > 褐藻綱 > コンブ目 > チガイソ科 > ワカメ属 > ワカメ

特徴・雑学

ワカメは日本沿岸をはじめ、東アジア沿岸の浅い海に広く分布する大型の褐藻類です。 成長のピークを迎える春には大きく葉を広げますが、繁殖を終えると胞子を放出して枯れていきます。
放出された胞子は岩場などに付着して糸状体(配偶体)となり、そこで雌雄の配偶子が出会って受精し、新しい芽(幼体)が育ち、やがてふたたび葉状のワカメへと成長していきます。
枯れたワカメは海底や水中を漂いながら、分解者や小さな生物たちのすみかや栄養源となります。 こうした循環は沿岸生態系の一部を担っており、枯れたワカメにも自然界での大切な役割があります。

← 一覧ページに戻る
お問い合わせはこちら