概要
製作中
分類
刺胞動物門 > ヒドロ虫綱 > クダクラゲ目 > ヨウラククラゲ科 > ヨウラククラゲ属 > ヨウラククラゲ
特徴・雑学
ヨウラククラゲは、深海を漂うとても美しいクラゲの仲間です。
名前の由来は、仏具の「瓔珞(ようらく)」という装飾品に似ていることからきています。
実はこの生き物は一つの個体ではなく、役割の異なる小さな「個虫」が集まって一つの体のように見えている群体生物です。
気泡で浮力を調整したり、刺胞を持つ触手でエサを捕らえたり、移動や消化を担当する部位など、まるで一つのチームが一緒に動いているような構造になっています。
深海性のクラゲですが、潮や風の影響によって入り江の水面まで運ばれることがあります。
ふわふわと漂う姿はまさに海を装飾してるようで、出会うと特に感動を呼ぶ存在です。
大量に現れることがありますが、刺胞を持つため素肌に触れると痛みがあります、全ての素肌を覆っての観察が必要です。