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巨視的有機浮遊物(NUTA)
撮影地:静岡県伊東市 
  
NUTA(ヌタ)は、透視度が悪い時のダイバーの会話に登場する「鼻水」です。会話の中にはよく登場する身近な存在ではあるのですが、実際はこれが一体何者なのかは知られていません。
用語的には「巨視的有機浮遊物」、「巨視的浮遊性大型粒子」となり、NUTA(ヌタ)と表わされます。 雨が陸を流れて海に下り、有機懸濁物や植物プランクトンの遺骸などがコロイド状化したもので、深海だと「マリンスノー」と呼ばれます。 NUTAは、陸地の植生や道路の舗装、川の護岸などに関連し、海に流れ込む真水の成分や量などと密接なことから、人間の生活が自然環境のに与える影響を見るのに重要だと言われています。けして動物の鼻水でも、食べるヌタでもありません。
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スガ・マリンメカニック合同会社/アクアティック・プロ