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| イサキ（幼魚～成魚 |
| 伊佐幾 Chicken grunt Parapristipoma trilineatum 撮影地：静岡県伊東市 稚魚7月水深５m・成魚８月水深１５ｍ |
| ダイビング中にイサキの群れにはよく出会います。若いイサキは鮮やかな縞模様があるのでイサキだとわかりやすいので、たくさん出会っているように思えるのかもしれません。縞模様のあるイサキはイノシシの子供に見立ててウリボウと呼ばれる地域が多いようです。遊泳力のまだない頃のイサキのウリボウは、岸に近い岩の合間や上部で群れでいることが多く、大きくなるにつれて沖合に出ていきます。立派に遊泳力がつくころには、潮の速い沖合の、海底から突き出たような岩のまわりで見かけます。成魚になり、縞模様が消えたイサキにはウリボウのように頻繁に出会えません。大きな群れをつくることが無くなるのか、数尾がふらりと現れて、すっと消えていきます。警戒心は強めですが、映像の成魚は海底近くのアミ類を盛んに食べていて、警戒心よりも食欲の方が勝っていたようです。 |
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