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フクロツナギ
袋繋?
Coelarthrum opuntia
撮影地:静岡県伊東市
  
バルーンアートのようにも見えますし、小さなソーセージにも見えるくびれのある海藻はフクロツナギという海藻です。手触りはとても柔らかく、中には粘りのある液体が入っています。美味しそうではありますが、食用にはしていないようです。 海藻は陸上の植物と違って、根・茎・葉という区別はなく、体全体から栄養を吸収します。根の様に見える部分がある種類もありますが、海底に固定するための付着器で、栄養を吸収する器官ではありません。陸上の植物は根から切り離すと枯れてしまいますが、海藻は千切れてしまっても海中から栄養を摂取し続けるので、海中に漂っている間は生き続けます。フクロツナギのように膨らんで表面積を広げるという手段は、栄養摂取には有効なのかもしれません。
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スガ・マリンメカニック合同会社/アクアティック・プロ