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枯れるワカメ
若布
Undaria pinnatifida

撮影地:静岡県伊東市 4月下旬~6月上旬
  
ワカメは春に若芽が生え始め、初夏までに1メートルを超える大きさにまで成長して、メカブと言われる部分から胞子を放出して枯れて無くなります。これが一般的に知られているワカメです。放出された胞子は雌か雄かの配偶体となり雄配偶体から放出された精子が雌配偶体にたどり着いて受精すると再び小さなワカメとなります。夏から秋の胞子や配偶体は小さすぎて肉眼で見ることはできませんが、枯れて無くなってしまうのではなく別の形のワカメとして生きています。雌雄があるのは配偶体の時代のみで、食べるワカメの葉や放出された胞子は雄でも雌でもなく無性世代と呼ばれます。
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スガ・マリンメカニック合同会社/アクアティック・プロ