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ユウカラヌス科 |
撓脚類 Copepoda Eucalanidae 撮影地:静岡県伊東市 5月 水深5m(中層) |
カイアシ類(撓脚類)は小さな甲殻類の仲間で12,000種類以上存在します。多くは海中を浮遊生活しているので動物プランクトンと呼ばれたりしますが、他の生物に寄生して生活をする種類もいます。カイアシのカイは舟を漕ぐ道具の「かい」(撓、櫂)が由来となっていて、脚で漕ぐように進むことから名づけられています。映像のユウカラヌス科と思われる個体は羽根のような大きな脚?があり、羽ばたくような動作をしていて、まるで蚊のようです。 あまりにも小さいので私たちの生活には関係なさそうな生物ですが、鯖やイワシなど、人間の生活に身近な魚類はこのような動物プランクトンを食べて生きていますので、カイアシ類は人間の生活を支えている生物だと言えます。 |
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