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オビクラゲ |
帯水母 Venus girdle Cestum veneris 撮影地:静岡県沼津市(12月)、南伊豆町(4月) 水深0〜4m |
オビクラゲは薄くて長い帯状の浮遊生物で、刺胞動物ではなく有櫛動物なのでクラゲと名がついていても有毒の刺胞を持っていません。飛行機の翼のような形状で、中心に口や感覚器官があり全面縁部には無数の触手があり、後部縁部には推進力を生み出す櫛板が並んでいます。食物は浮遊する小さな魚類や甲殻類を摂取しています。映像の中では丸くなったオビクラゲの中に弱った稚魚がいますので、摂餌の最中だったのかもしれません。 触手のある側(翼だとすると前方)を前として進むこともできるようですが、逃げる際などは意外と激しく、波打つように横に泳ぎます。映像のオビクラゲは20センチほどですが、最大では150センチほどになるようです。 |
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